アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領が、ついに対面で会談する。ウクライナ侵攻以降、両者が直接向き合うのは初めてであり、停戦に向けた大きな転機となり得る歴史的会談だ。今回の舞台がアラスカという点も象徴的で、米ロの地理的近さと北極圏をめぐる利害が交錯する場所で行われることは、単なる偶然ではない。
トランプ大統領は「まずは次につなげることが重要だ」と語り、成果のハードルを低く設定しつつも、ゼレンスキー大統領を交えた次回会談への道筋を探っている。一方のプーチン大統領は、経済制裁の解除や占領地の維持を狙いに据え、時間を稼ぎたい思惑が透ける。両者の立場に隔たりはあるが、直接対話が始まること自体に意義があるのは確かだ。
もちろん、即時停戦や領土問題の解決は容易ではない。しかし戦争は結局、戦場ではなく交渉の場で終結する。犠牲が増え続ける現状を考えれば、対話の扉を開いたこと自体が歴史的な意味を持つ。世界が固唾をのんで見守る今回の会談は、停戦に向けた一歩を踏み出せるかどうか、国際社会の行方を左右する重要な瞬間となるだろう。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250815/k10014894501000.html


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