自民党内で総裁選前倒し論が高まるなか、注目を集めているのが麻生太郎最高顧問だ。派閥解散が相次ぐ中、唯一残った麻生派は43人の規模を誇り、党内政局の行方を左右する存在となっている。
石破茂首相に対して「このままでは選挙に勝てない」と迫った麻生氏の発言は波紋を呼んだ。自身が首相だった当時に石破氏から退陣を突きつけられた過去がありながらも、今回は「退陣」という直接的な表現を避けつつ圧力をかけた形だ。
一方で、麻生派が一枚岩となれるかは依然として不透明だ。過去2回の総裁選でも候補一本化を見送り、政策的な違いから「河野太郎氏ではまとまらない」との声も強い。高市早苗前経済安保相や小泉進次郎農水相ら有力候補が次々と麻生氏を訪ねているが、誰を推すかで派内が割れる可能性は否定できない。
党則に基づき、総裁選前倒しには国会議員と地方代表の過半数が必要となるが、要件を満たすかは流動的だ。石破首相は日米関税交渉などを理由に続投の構えを崩しておらず、「辞めさせるのは簡単じゃねえぞ」と語る麻生氏の一言が、今後の政局のカギを握っている。
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